
iPadで無料の範囲でWordはどこまで使うことが出来るのか?を検証してみました。office365は有料ですが、どこからが有料のoffice365の機能かをひとつひとつ解説しています。
iPadで作成したものは、パソコンで見るにはクラウドを利用すると便利ですが、崩れたりしないか?などなど。
iPadにインストールされているデフォルトの文書作成アプリはpagesですが、それと比べるとWordは何が良いのか?そんな皆さんの意外に知らない利点もあります。
長い動画になりますので、お時間のある時ゆっくりご覧ください。
キーボードのペアリング
キーボードは、Bluetoothという無線を使って使用します。今回私が購入して動画内でご案内しているキーボードはこちらです。
設定:設定は、初めての時のみでOKです。2回目からの使用は電源を入れるだけで繋がります。もし、使っている長い間にどうしても繋がりが悪い場合には、一度認識したBluetoothの設定を削除して再設定することでまた繋がるようになります。
iPad:「設定」⇒Bluetooth ONにし、「自分のデバイス」にキーボードの名前が表示されたら「接続」をタップします。キーボード側は電源を入れ、Connectを長押しします。繋がると、接続済みとなります。
それぞれの機能 タブごとに説明
無料の範疇でどこまで使用できるのか、どこからがoffice365でないと使えないのかを解説します。
ホームタブ
●フォントの種類
数あるフォントがあります。Pagesなどは日本語のフォント対応があまりないためにWordのアプリの方がお薦めです。デフォルトのフォント意外はダウンロードする必要があります。
●フォントの色
フォントの色はデフォルトの色のみ使用可能です。office365にしないといろいろなカラーを選べません。デフォルトの色は全体的に落ち着いたビジネスカラーのみです。
● 太字・・・可能です。
● 下線
一重下線のみ使用可能です。種類だけでなく色や太さなどもOffice365でないと不可になります。
● インデント・・・可能です。
● 文字の位置・・・可能です。
● 取り消し線・・・可能です。
● 段落記号と番号
可能ですが、数種類しかありません。いろいろな事を選んでみたいという方には物足りないかと思います。
● 行間・・・増やすことのみ可能です。行間の細かな設定が出来ません。行間を詰めたいこともできません。
● スタイル・・・スタイルの設定はデフォルトのままのみ可能です。変更したりすることはできません。
挿入タブ
以下の部品が挿入可能です。
●ページ
●表
●写真/カメラ・・・iPadにはカメラ機能があるので撮ったそのまま移動することなくWordに挿入することが出来ますね。写真はスタイルの追加は可能ですが、いろいろな効果を使うことは出来ません。(影/光彩など)
●図形
●テキストボックス
●アイコン
アイコンが新機能に追加されました。アイコンも無料で使う事が可能です。このアイコンはiPadにデフォルトにあるアプリのPagesなどにあるアイコンと同じです。ワードにも使えるようになりました。
●ページ番号
描画タブ
iPadならではの、Appleペンなどで描画することが出来ます。
レイアウトタブ
レイアウトタブになると無料で使える機能は少なくなります。文字の方向や印刷の向きなど制限があります。
●文字の方向・・・横のみ
●印刷の向き・・・縦のみ
●段組み・・・できません。
●区切り・・・できません。
●余白を狭くしたり、サイズの調整は可能です。
校閲タブ
読み上げ機能はタブレットの得意な機能です。その他としてはコメントなどが使えます。
表示タブ
印刷レイアウトが標準ですが、タブレットなのでモバイルビューがお薦めです。
保存について
保存はiPadの中、また、OneDriveなどのクラウドに保存することができます。
またPDFにエクスポートすることでibooksなどで電子カタログとして利用することが出来ます。