
エクセルの便利な機能として、オートフィルは有名な機能です。セルの右下の黒い十字マークでマウスカーソルをドラッグするだけであっという間に曜日や日付などを入力することが出来ます。
便利なオートフィルですが、今回はセルのコピーや連続したデータだけでなく右ドラッグすることで表示されるメニューからオプションを選ぶ方法をご紹介します。←方向にドラッグするのもあまり操作をしないものですが、こんなことも出来るって覚えていただくと良いと思います。
セルのコピー
文字をオートフィルすると、セルをコピーすることができます。範囲が隣接しているセルをコピーする時にとても便利な方法です。
連続データ
- 1月・2月・3月~~
- 月・火・水・~~
- 月曜日・火曜日・水曜日~~
- 睦月・如月・弥生~~
- 第1四半期・第2四半期~~
などのように連続したデータを入力することができます。エクセルではよく使う機能ですね。動画でもあるように、データをドラッグするだけでは連続データにはならないので、ドラッグしてマウスを離した後にオプションから連続データを選択しましょう。
また、右ドラッグするとマウスを離した瞬間オプションが表示されます。これはオプションが表示しない設定にしている場合にも連続データが表示されるので便利です。
ユーザー設定リストの編集
しし座 は、連続して表示することは出来ませんでしたね。次の星座はおとめ座なんですが(苦笑)
では、何が表示されて何が表示しないのでしょうか。
そんな時、ユーザー設定リストを確認してみましょう。
元々設定されているリストを削除したり、追加することが出来ないためにボタンがグレーアウトしています。
新しいリストから追加することが出来ますので、たとえば学校の先生が新しい生徒名簿を作っておくことでクラスの全員の名前を簡単に表示することが出来るようになります。会社であれば、社員名簿などなど用途はたくさんあるはずです。
左方向にもドラッグ
右方向や下方向にオートフィルする場合がほとんどですが、左方向にもドラッグすることが出来ます。マウスを離したら連続データを選択すれば以下のようにすることが出来ます。
連続データが2つ
オートフィルでドラッグするのは左でドラッグするだけではありません。右ドラッグしましょう。こうすることでいつもとは違う連続データを表示することができます。右ドラッグすると、なんとマウスを離した瞬間に以下のオプションを表示します。そして、なんと上から2番目と一番したに同じ「連続データ」とあるではないですか!
下の連続データを表示すれば細かな設定が出来るボックスが表示されるようになります。
今回はカレンダーを作成しますので、2行目は7日後になる為
増分値が(7)
停止値が(31)となりました。
まとめ
オートフィルは便利な機能なので、いろいろなシーンで使えますね。
右方向や下方向だけでなく左方向にドラッグしたり、ドラッグするマウスも右ドラッグでやってみましょう!