
学校でビスケットを使用した3年生の授業が行われました。(当教室川島スタッフは伊那市の小中学校にてICT支援員として勤務)
伊那市では数年前からiPadを導入し、同時にそれに係るインフラを進めています。
当教室でも割と早い段階からロボットやプログラミングなどを授業に取り入れて開講中です。ICT支援員としての活動と教室での様子も含め今回は記事を書いてみます。
プログラミング【ビスケット】
ビスケットというビジュアルプログラミングを作ったのは、なんと日本人の原田康徳さん。(計算機科学者。ワークショップデザイナー。)
プログラムは普通は難しい文字で書かれています。ビジュアルプログラミング言語は難しい文字を使わずに絵や図を使ってプログラムを行うための言語です。
初等教育用のプログラミング言語で有名なものには、Scratchやプログラミンなどがあります。
今日の公開授業は、あの有名なスイミーを題材にしてありました。
国語の授業でも特にうちの子も昔からスイミーが大好き。
授業は、以前にスイミーを劇で行ったりもしたようですが、今回はその延長でプログラミングしてみました。
くらげを描いたり(先生)いろいろな自分が思う魚を子供たちは描いていきます。
ビスケットは覚えることが少ないので簡単に使うことができます。そのわりに思った以上の奥深いことが出来ます。
どこがコンピューター?なの???と思う大人も多いかもしれません。コンピューターに命令をし、指示通りに動くことの最初の1歩としてアンプラグドを行ったり少しずつ子供たちに先生は伝えていました。
コンピューターは自分たちのもの。そして次また何かを作りたい!と思う気持ちを持ってくれたらいいですね。
最後に、みんなが作った魚たちを水槽で見ました。
こどもたちからは「うわ~~!俺のがいる!」って歓喜( ◠‿◠ )
とっても楽しそうです。
教頭先生や、教育委員会の方も「どうやって水槽に集めるの?」と興味が湧いたようでした。今後はマニュアルも作り伊那市の職員で共有できるようにします。
伊那市ICT
ところで、先月新山小学校との遠隔授業で取材がありました。手良小学校とSkypeで繋げて交流をしたときの様子です。新山小では6年生がたった一人。でも、これほどプレゼンなどをしているので、彼女すごくプレゼンテーションが上手になりました。声もよく出ていて受け答えもすごく上手です。
そして、今回は私も取材を受けたのが掲載されていました。
少子高齢化が進む中、新山だけでなく都会でも子供の数は激減します。そんな中、ICTを利用して広く交流をしていくことは今後望むし近い未来そういうことがもっともっと増えるのではないかなと考えています。
記事にもあるように、新山地区は児童数が増えています。地域の努力も素晴らしいですね。お見事!