
最近は大容量のデータを扱うことが多くなりましたね。USBメモリーへ1つのファイル容量が4GB以上のファイルを転送しようとしてもそのままでは転送することはできないというのはご存知でしたか?
先日、学校で48分ほど動画を撮影されたものをUSBでコピーしようとした先生が、コピーできなかったようでご質問がありました。5ギガ以上データがありました。その場合どのようにしたら良かったでしょう。
今回はMacでの操作をご紹介します。
フォーマットの形式を変更する
原因はFAT32の制限によるものです。1つのファイルが4G以上のものを保存するにはフォーマットを変更する必要があります。exFAT、もしくはNTFSへフォーマットする事によりこの問題は解決されます。
注意:まずはデータをバックアップしてください。フォーマットするとデバイス内の全てのデータは削除されます。
解決策 – exFATへフォーマット
exFATファイルシステムは、4GB以上の一つのファイルをデバイスへ保存する事が可能となります。このファイルシステムは、Macにも対応しています。
注意:TV、ゲーム機器、旧型のオペレーティングシステム、カーステレオなどのホスト機器によっては、exFATファイルシステムに対応していない場合があります。
フォーマットする
注意:
- デバイスをNTFS形式のフォーマットすると、Macのパソコンで書込み不可となります。ほとんどのMacのパソコンはNTFSを読み込む事は可能ですが、書き込む事はできません。
- NTFS形式は記録準備が整われたファイルシステムであり、より多くの読込み/書込み動作がされます。そのため、お使いのデバイスの寿命が縮むかもしれません。
- NTFS形式にした場合、デバイスを取り外す際「ハードウェアの安全な取り外し」をします。
操作:
①Launchpadで、その他をクリックします。
②その他の中にあるディスクユーティリティをクリックします。
③左側に表示するメニューから目的のデバイスをクリックします。
④デバイスが選ばれた状態で、画面上に表示される消去をクリックします。
⑤フォーマット形式を exFAT を選び消去をクリックします。
⑥exFATに変更されたのがわかります。↓
⑦大容量のデータもUSBメモリーにコピーすることができました。
最後までお読み頂きありがとうございました。投稿がよろしければシェア等よろしくお願い致します。