
Wordの画面に表示されるいろいろなマーク/記号について解説します。ワードを利用している時にいろいろなマークが現れます。よくわからないけど、見慣れているマークだけど、それがどういう意味なのか知らないという方は多いはずです。そんな編集記号について詳しく解説いたします。意味を知ると奥深い便利な使い方ができるはずです。
━━━━━━━━━━━━━━━
☆今回の内容はこちらです
━━━━━━━━━━━━━━━
編集記号について解説
●見出し
●アウトライン
●目次の作成 見出し1だけが目次に表示されるようにする
●改ページのショートカットキー
●タブ
●揺らぎ
●段落内改行
●半角スペースのマーク
●リボンが自動的に折りたたまれてしまう
●アンカー
見出し/アウトライン/見出し1だけが目次に表示されるようにする

見出しの編集マークです。印刷されることはありません(笑)公民館では意図していないのに、こんなマークがWordの多面に表示されたとかで、、このマークが印刷されては困るといったようなものでした(笑)
Wordは長文に得意なアプリです。長文にはアウトラインにして作成することで非常に簡単に作成することが出来るようになります。目次の作成をするには、まず「見出しの設定」をして、「参考資料」タブにある「目次」を作成することができます。「ユーザー設定」からアウトラインのレベルを選択しなおすことで目次に表示する内容を設定することができます。今回のように目次には見出し1までを表示させたいのであれば「アウトライン」のレベルを1にしておきましょう。
改ページのショートカットキー
ページを作ったあとからページの追加をしたい時、その追加したいページが1ページ目にしたい時は既にある1ページ目の最初にカーソルを置いてから「改ページ」をします。ショートカットキーは
改ページのショートカットキー:
コントロールキー を押しながら エンターキーです
タブキー
箇条書きの設定をすると、自動的に調整されたマークが表示されて文字列とマークの合間に少し空間があきます。その時にタブキーのマークが表示されます。右矢印のマークで色はグレイですが、これは編集記号なので印刷物に→のマークが印刷されることはありません。
揺らぎ
ウイルスとウィルス コンピューターとコンピュータのように同じ意味を持つのに表記が同じ文章内にあると「これは統一しませんか?」というようにWordが波線を表示します。この波線が表示されたら必ず確認をしておきましょう。確認する方法は「右クリック」です。このなみせんも印刷されることはなく、編集画面上のみ波線が出ます。この揺らぎ機能が邪魔な場合にはWordのオプションから設定を変更することが出来ます。設定は普段変更することはないので今回は解説を割愛します。
なお、赤い波線が表示されたら「入力ミス?」していませんか?という意味ととらえます。間違っていない場合にはそのままか、もしくは編集画面上にも波線を表示させたくなければ、右クリックのメニューから「無視」を選びましょう。
段落内改行
段落とは、改行マークまでをひとつの段落とします。この段落ごとに記号や番号をつけることはよくありますね。ところが、同じ段落で行を変えたい時に改行をしてしまうと段落が変わってしまうため困る事になります。そこで、同じ段落で改行する時には「段落内改行」をする必要があります。この段落内改行をすると↓のマークが表示されるようになります。このマークも編集記号なので印刷されることはありません。
段落内改行のショートカットキー:
シフトキー を押しながら エンターキーです
ページとページの合間の空白
ページとページの合間が空白に表示されるのが一般的ですが、長文になった時には特にこの空白やページの前後になる余白部分が要らない時があります。こんな時用に用意されている機能ですが、意図してないのに間違って設定してしまうことがたまに見受けられます。この場合にも「ページの合間でダブルクリック」をして戻すようにしましょう。

半角や全角の空白
全角の空白を入れると、□のマークになります。半角の空白は・のマークが表示されるようになります。どちらも印刷物には表示することはありません。全角の文字入力の時に、半角の空白を入れたい場合には
全角モードで半角の空白を入れる時:
シフトキーを押しながらスペースキーを押しましょう。
リボンが自動的に隠れて折りたたまれる
リボンが自動的に折りたたまれてしまって困っている場合には、一度リボンを表示させてから、リボンの画面右端にある小さなクリップのマークをクリックしましょう。リボンがない方が編集する文字の入力画面が大きくて良い方もいらっしゃるのでいろいろ設定ができるようになっています。
アンカー 図形や写真などオブジェクトの制御

アンカーは、オブジェクトを選択することで余白に表示されます。マウスで移動することが出来ます。アンカーの位置を変更することでオブジェクトが編集時に動かなくなったりするように制御することが出来ます。
文字列を削除したりすると図形も一緒に消えたりすることも防いだりします。
また、アンカーには他にも鍵を付けたり、表ないの図形を思うように微調整するのにも役立ちます。この編の説明は初心者向けで動画を作っていますので割愛しました、この後は是非受講にてご案内します。